角膜強化型レーシック
すでにレーシック先進国では、冨田院長が考案した手術手技である「角膜強化型レーシック」がワンランク上のより安全な視力回復手術として普及しています。角膜強化型レーシックの有効性については、ASCRS(アメリカ白内障屈折矯正学会)、APAO(アジア太平洋眼科学会)、AAO(アメリカ眼科学会)など数々の世界的な眼科学会で冨田院長が講演を行い、現在では、安全性の高い新しい視力回復手術として認知され、世界各国で行われています。
冨田実アイクリニックが提供する
優れた「8次元角膜強化型レーシック」
眼の立体的な動きに対応した
「8次元アマリス1050RS」が実現した正確なレーシック
当院が提供する角膜強化型レーシックは、手術中の眼の動きを立体的に追尾して正確な位置にレーザーを照射することができる「8次元アマリス1050RS」をよ使用します。眼球の動きは立体的なため、平面的な動きしか追尾できない2次元アイトラッカーでは照射位置がズレてしまいますが、8次元アマリス1050 RSに搭載されている8次元アイトラッカーは、眼球の立体的な動きも追尾して適切な位置にレーザーを照射することができます。手術中は緊張で必ず目が動いてしまいますので、その動きを追いかけてレーザーを照射できる「8次元アマリス1050RS」を「使用することは、患者様の安心に直結します。
角膜強化型レーシックは、低下した角膜強度を元に戻すことをコンセプトに冨田院長が考案した手術方法です。角膜強度の低下を補正することは、「手術による合併症を予防」、「視力の戻りを抑制」など安全面において大きな効果が得られます。
角膜強度の強化は、レーシック手術の安全性の向上に大きな役割を果たします。
- 角膜強度の向上
- 視力の戻りを抑制
- 手術による合併症を予防
- レーシックと同時治療が可能
- 視力回復治療を検討されている方
- より安全性の高い視力回復手術をご希望の方
- レーシック手術に不安を感じている方
- 角膜の薄い方
- 乱視の強い方
- 強度近視の方
- アトピー性疾患をお持ちの方
角膜の強化はどのタイミングで行うのが効果的か?
角膜の強化は、 理想の角膜形状に整えられた手術直後に行うことが、 とても重要です。
手術によって改善したベストな角膜形状のまま角膜を強化することが有効です。
正確性を極めた世界初の「8次元アイトラッカー」
従来のエキシマレーザーは、2次元のアイトラッカーしか搭載されていないため、平面的な動き(2次元)しか捉えられませんでした。しかし、眼は球体のため、平面的な動きだけではなく、様々な立体的な動きをします。レーシックの手術中も緊張などが原因で眼は動きます。そのため、正確なレーザー照射を行うには、様々な立体的な眼の動きを捉えることが必要です。8D アマリス1050RSの最新8次元アイトラッカーは、平面的・立体的なあらゆる眼の動きを瞬時に察知し、更に照明条件の違いによる瞳孔中心の移動までも正確に追尾・捕捉します。
正確なレーザー照射には8次元アイトラッカーが不可欠!
眼の立体的な動きに対応した
「8Dアマリス1050RS」だけができる正確なレーシック
エキシマレーザーに搭載されているアイトラッカーの基本性能は、瞳孔の中心を認識し、それを基準に手術中の眼の動きを追尾します。図1のように、真っ直ぐに上を見た状態で中心を合わせても、手術中に眼が動いてしまうと図2のように瞳孔の中心位置も移動します。従来の2次元アイトラッカーでは、眼の動きを平面(2次元)の動きとしてしか認識しないため、図2のように眼が傾いた場合は、①を正しい位置として認識してしまい、照射位置がズレることになります。8Dアマリス1050RSの最新8次元アイトラッカーは、手術中の動きを瞬時に察知し、あらゆる眼の動きを立体的に認識しますので、②の正確な位置を補足し、正確な位置へのレーザー照射を実現しています。
手術後の高次収差(不正乱視)を増加させない
照射プログラム「アベレーションフリー」
個々の自然な見え方の質を大切にするアマリスの照射プログラム
レーシックは、角膜を削って視力を矯正するため、手術後に高次収差(不正乱視)が増加することがあります。アマリスは、「Aberration free」という術後に高次収差(不正乱視)を増加させない照射プログラムを採用しています。人は、今までの生活の中での見え方に慣れ親しんでおり、その見え方がその人にとって長年慣れ親しんだ自然な見え方になります。
アマリスの照射プログラム「アベレーションフリー」は、一人ひとりが本来持っている自然な見え方の質を保ちながら、視力を向上させる最先端の照射プログラムとして世界的にも注目されています。従来のエキシマレーザーにも術後の高次収差を抑えるプログラムがありましたが、アマリスの照射プログラム「アベレーションフリー」は、より強力に術後の高次収差(不正乱視)の増加を防ぎます。
高次収差(不正乱視)が増加すると見え方の質が低下する
高次収差(不正乱視)の抑制は見え方の質を向上させます
高次収差が増加すると、夜間に眩しく感じることがありました。光が散乱してにじんだり、二重に見えたりすることもあり、夜間の運転がしづらくなることもありましたが、アマリスの「アベレーションフリー」は見え方の質を改善し、正常な視力を提供します。
精密なレーザー照射で最高水準のフラップを作成
当院で導入したシリーズ最新作となる「FEMTO LDV Z8」は、他のレーザーと比較してフラップ作成時の照射エネルギーが低く、手術による角膜へのダメージを大幅に抑えることができます。従来のフェムトセカンドレーザーと比較すると、照射エネルギーは約50分の1にまで抑えられています。また、レーザー1発のパルスが世界最小にまで改良されたことで、より精密で質の高いレーシック手術を提供することができます。
照射スポットがより小さく、90%重なって照射されますので、スポット間に隙間が生じません。また、世界一精密な照射スポットが角膜組織へのダメージを一層軽減し、最高水準のフラップを作成します。
照射スポットが大きいためスポット間に隙間が生じます。この隙間の部分は、完全に切れていないため、フラップを開く際に引き剥がすような力を必要としますので、角膜組織へのダメージが生じます。
究極のカスタマイズフラップを実現した「リアルタイムOCT機能」
フラップは、ボーマン膜から30マイクロメートル下の部分に作成することが最も理想的です。
しかし、角膜の厚みは人によって異なり、単純に平均的な厚みのフラップを作成するだけでは、最適な位置にフラップを作成したとは言えませんでした。“FEMTO LDV Z8”に搭載されたOCT機能は、実際の角膜の断面を確認しながら手術ができますので、理想のポジションにフラップを作成することができます。
20倍にまで高められた誤差の無い理想のフラップを作成
近視・遠視・乱視と同時に老眼が治療が可能
8次元アマリス1050RSは、近視・遠視・乱視だけではなく、老眼の治療にも対応した新たな照射プログラム「プレスビーマックス・ハイブリッド」が搭載されています。 角膜形状をマルチフォーカリティに矯正できる新たな老眼用プログラムも、アマリスの8次元アイトラッカーによる正確で安全なレーザー照射が可能です。老眼は、一般的に40歳を過ぎると自覚してくる目の老化現象です。40歳を過ぎてレーシックを考えている方は、近視・遠視・乱視と同時に老眼が治療できる、遠近両用レーシックを選択いただけます。
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従来のモノビジョンレーシックとは
全く異なる老眼用レーシック - より角膜の削る量を抑えた
遠近両用レーシック - 現代の生活にマッチした
「中間距離の見え方」がより自然に - 優れたプログラムで患者様の満足度もアップ
- 角膜強化型レーシックに対応
角膜に遠近両用レーシックを作る
手術当日は、ご手術の前に直前検査を行います。適応検査で得たデータと大幅な誤差がないかを最終的に確認します。これは、より安全に手術を受けていただくために行っている検査です。万一、検査データに誤差が認められた場合は、手術当日であっても手術を延期もしくは中止する場合があります。
手術直前の検査で問題がなければ、手術室へご案内します。手術室はクリーンルームを完備していますので、清潔な環境で安心して手術を受けていただけます。もちろん、診察から執刀、手術後の検診まで冨田院長が全て担当します。
局所麻酔薬を点眼します。
※点眼直後は、少し沁みる感じを受ける方もいらっしゃいます。
手術では、フェムトセカンドレーザーでフラップと呼ばれるフタを作ります。当院では、シリーズ最新作となるFEMTO LDV Z8を使用して正確で目に優しい手術を行います。
次の段階では、フラップをめくってエキシマレーザーを照射して屈折異常を矯正します。当院で使用する8Dアマリス1050RSをは、どんな目の動きにも対応出来る8次元アイトラッカーを搭載しています。また、世界最速の照射スピードで、手術はほんの数秒で終了します。
最後に消毒して手術は終了です。
手術後は20分程度安静室で目を休めていただきます。その後、医師の診察を受けていただき、特に問題がなければ、そのままご帰宅いただけます。
視力はレーシック手術終了後から回復しますが、クリアな視界を実感していただくのは翌朝になるかと思います。手術後は目の状態が不安定なため、しっかりとした経過観察が必要です。手術後のケアは、手術と同じくらい重要ですので定期検診をしっかり受診してください。
<手術後の定期検診スケジュール>
※目の状態によっては、上記以外にも受診していただく場合がありますが、医師の指示に従って受診してください。
レーシック手術は、眼科治療の中でも最も良い手術といえます。ただし、手術前の眼の状態に 個人差があるように、手術後の症状にも個人差がります。もちろんレーシックが適していない方には手術をお勧めしませんが、手術後に「ハロー」「グレア」「ドライアイ」などの合併症が起こるリスクは少なからずあります。そういったレーシックのリスクについても理解した点で受けましょう。ご不明な点がありましたら主治医までご相談ください。
手術後は、暗い所での光が眩しく感じる場合があります。街頭や車のライトなどの光の周囲に光の輪のようなものが見えるのがハロー(光輪症)、光がギラギラと見えるのがグレア(光輝)です。症状には個人差がありますが、ほとんどの場合、症状は数ヶ月で改善されます。
手術直後は、フラップを作成したことにより一時的に神経が遮断され、眼が乾燥しやすい状態になります。眼の乾きが気になる場合は処方された乾燥防止の点眼薬を使用してください。
治療名 | 角膜強化型LASIK |
---|---|
治療の説明 |
角膜強度の低下と近視の戻りを予防することを目的に、レーシック手術とクロスリンキング治療を併用したレーシック手術 フェムトセカンドレーザーはFEMTO LDV-Z8(Ziemer社製)を使用 エキシマレーザーはAMARIS1050RS(SHCWIND社製)を使用 クロスリンキングはCXL-365 vario System(SHCWIND社製)を使用 |
機器の導入 | 医師の個人輸入 |
治療の期間 | 1日(日帰り手術) |
国内の承認 | 無 |
海外の承認 | FDA承認(米国食品医薬品局)、CE(ヨーロッパ連合厚生省)承認 |
副作用 | ドライアイ、角膜拡張症 |
安全の基準 | Ziemer社およびSHCWIND社の安全基準に準ずる |
治療の費用 | 両眼272,800円~両眼415800円 |
治療名 | 遠近両用LASIK |
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治療の説明 |
フェムトセカンドレーザーでフラップを作成し、エキシマレーザーを照射して角膜のカーブを変えることで近視、遠視、乱視、老眼を改善する屈折矯正手術 フェムトセカンドレーザーはFEMTO LDV-Z8(Ziemer社製)を使用 エキシマレーザーはAMARIS1050RS(SHCWIND社製)を使用 |
機器の導入 | 医師の個人輸入 |
治療の期間 | 1日(日帰り手術) |
国内の承認 | 無 |
海外の承認 | FDA承認(米国食品医薬品局)、CE(ヨーロッパ連合厚生省)承認 |
副作用 | ドライアイ、角膜拡張症 |
安全の基準 | Ziemer社およびSHCWIND社の安全基準に準ずる |
治療の費用 | 両眼459,800円 |
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